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2017.02.03 Friday

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「にいちゃんのランドセル」 城島充
2017.02.03 Friday 20:29
阪神淡路大震災にあった一家のノンフィクションの児童書です。
児童書なので難しい言葉は無く、字も大きいので1時間もあれば読めます。
 
芦屋市の木造アパートで暮らしていた米津さん一家には長男の漢之(くにゆき)くん7歳、長女の深理(みり)ちゃん5歳がいました。
震災の前日、そして震災の最中、震災後のお話です。
私は被害を受けてないのですが、読んでるとお父さんやお母さん、おじいちゃんなどの後悔や苦しみが伝わってきて涙が止まりませんでした。
こういう悲しく辛いめにあった方々が、阪神淡路、東日本、熊本・・・といっぱいいるんだろうな。
辛いですね。
でも残った者は悲しんでばかりはいられない。
進んでいかなければならないのですね。
 
著者の城島さんが出演するラジオを聴いているので、読んでみました。
去年、この話を題材にした曲(歌)ができまして、ラジオでは何度か聴いたのですが、この本を読んでまた聴くと違うかなと思いました。
 
 
| kuu | ノンフィクション | comments(0) | - | pookmark |
今年は9冊
2015.12.28 Monday 22:35

なんとなく読む気がおこらなくてたった9冊で終わってしまいました。
待ってる本はいっぱいあるのですが(-_-;)
 
来年はもう少し、せめて月1冊は読めたらな〜。
 
今年も良く分からん感想ばかりですいませんでした。

| kuu | - | comments(0) | - | pookmark |
「厭な小説」 京極夏彦
2015.12.28 Monday 22:20

厭な・・・と付く連作(?)小説7編収録されています。
連作としたのは、各話に深谷という男が全編登場するからです。
最後は主人公として「厭な小説」で終わります。

ミステリー小説は嫌な話があるのは当然ですが、この本は最後が全部厭な終わり方をします。
爽快感はひとつもなく、どよ〜んとした感じで終わっていきます。
ホラー小説かもしれません。
 
 
 
 

| kuu | 京極夏彦 | comments(0) | - | pookmark |
「いねむり先生」 伊集院静
2015.12.28 Monday 22:05

文庫と思って中古本を通販したらハードカバーでした(^_^;)
100円だったけど綺麗・・・でも場所とるな。
 
漫画版で感想を書いてるのであらすじはそちらで。

終わり方が漫画版と違ってました。
あと、こちらの方にも夏目雅子さんの話は出てきますが、漫画版ほど詳しくは出ていませんでした。
小説版も面白かったです。
 
 
 
 
 

| kuu | 伊集院静 | comments(0) | - | pookmark |
「月と蟹」 道尾秀介
2015.08.28 Friday 23:45

道尾さんの直木賞作品です。
 

小学校6年の慎一は父の仕事先が倒産したのをきっかけに、東京から鎌倉の母の実家へと引っ越す。
母方の父、おじいちゃんは漁師だったが10年程前に漁で事故に遭い左足を無くし隠居生活を送っていた。
ほどなく父は病気で亡くなり、母が仕事にでて細々と暮らしていた。
元々、人見知りな慎一は特定の友達もおらず、軽いいじめにもあっていたが無視することのできる少年だった。
しかし、同じクラスの1人、春也とは学校が終わると毎日遊んでいた。
関西弁を話すからか春也もクラスでは浮いた存在ではあった。
海の側で捕まえてきたヤドカリを炙るという子供ならではの残酷な遊びが、とある場所を見つけエスカレートする。
同じクラスの鳴海を巡る小学生ならではの軽い嫉妬。
そして自分の願いを叶えてみせてくれた優しい春也の深く暗い一面。
 
途中はすごく怖い感じがありました。
全てを知った慎一がどんどん攻めていく場面なんて、もうそれ以上言わないで〜と思いました。
友達として楽しくしながらも小さな嫉妬や妬み…確かに私もありました。
実行はしなかったけれど。
最後は慎一が子供らしく見えました。
もしかしたら数年したら母は結婚したかな?
きっと慎一も今以上に心が大人になるだろうし。
 
 

 
 

評価:
道尾 秀介
文藝春秋
¥ 637
(2013-07-10)

| kuu | 道尾秀介 | comments(0) | - | pookmark |
「刑事の墓場」 首藤瓜於
2015.08.28 Friday 23:22

前回読んだのはイマイチだったので、また刑事ものだしどうだろうと思いました。
 
転職して刑事になった雨森は上昇志向が強く、力ある上司について仕事をこなしてそれなりの成果を上げてきた。
その上司が昇級する際は自分も引き上げてくれるものだと思っていたら、なんの事件も起こらないばかりか、仕事をしてるとは思えない者ばかりの【刑事の墓場】と呼ばれている動坂署へと転勤になった。
それでもまだ諦めがつかず、いつかはかつての上司が呼んでくれるのではないかと淡い期待を抱きながら、部屋は借りず署で寝泊まりする日々を過ごしていた。

しかし軽い男女の暴行事件があり、それだけで済むと思いきやそこから殺人事件が起こる。
 
警視庁捜査一課や隣の署との駆け引きが面白かったです。
無能な刑事ばかりだと思っていたら…
最後は世間や警察の裏をかいたところが痛快でした。
雨森さんはどうするんでしょうね。
私はこの署に骨を埋めるんじゃないかと思いました。
 
 
 
 

| kuu | 首藤瓜於 | comments(0) | - | pookmark |
「対岸の彼女」 角田光代
2015.07.10 Friday 10:43

直木賞受賞作です。

主人公は同じ年で同じ大学に通っていた女性の2人です。
1人は結婚を機に専業主婦となり3歳の子供がいる小夜子。
なんとなく人に馴染めず、でもそれなりにやってきて・・・しかし公園でのママ友というシステムに馴染めず、遠くの公園などを周る日々。
そして子供も自分と似て、自分から遊ぼうと言えなく、そんな姿を見て不安を覚える。
仕事を辞め専業主婦となり、それまで働いていた時の自分との違い、世間の事が分からなくなっている自分に愕然とし仕事を探すことに。
やっと受かった会社の社長の葵は誰にもざっくばらん。
そんな2人の話が交互に描かれています。
しかし葵の章だけは高校生の頃の話で進んでいきます。
 
全く性格も生きる環境も違う2人。
だけど、葵の章を読んでると小夜子とそっくりな性格です。
いったい葵はどっちが本当の葵なんだろうと考えました。

自分でも思うのですが、学生時代って何故、あんなに独りになるのが怖かったのだろうと。
必死で友達の位置を作ってました。
今、思えば無理せず休み時間も好きな本でも読んで過ごしてもいいし、他の子から変わった人と言われたって卒業すれば会う事もないんだから好きに過ごせば良かったと思います。
そりゃ、学生時代の友達はかけがえのない存在だけど、今も続く友達と出会うまですごく無理しててしんどかったな〜と、小心者の自分を笑いたくなりました。
 
 
 
 

| kuu | 角田光代 | comments(0) | - | pookmark |
「機関車先生」 伊集院静
2015.07.10 Friday 10:33

瀬戸内の小島・の生徒7人の小学校に臨時教諭としてやってきた先生は大きくて力持ちで優しくて・・・でも先生は口がきけなかった。
 
映像化もされているのでご存じの方も多いと思います。
小説としては短いです。
昭和30年頃のお話です。
期間にすればたった3ヶ月の出来事です。
小さな島で、誰もが知り合いという漁師と畑だけの何もない島。
そんな小さな島で育つ子供達。
子供なりに厳しい問題に直面し、時には先生にも反発しながらも生き生きと話は綴られています。
 
悲しいだけの話ではないのですが最後は号泣してしまいました。
号泣は言い過ぎかな・・・でも泣けるのは確かです。
 
 
 
 

| kuu | 伊集院静 | comments(0) | - | pookmark |
「深い河 ディープ・リバー」 遠藤周作
2015.06.21 Sunday 21:23

5人の登場人物が出てきます。
簡単に(?)ネタバレですが5人の人物の紹介しますと…
 
磯辺はどこにでもある夫婦として生活していた。しかし妻が末期癌と分り、うろたえる。そして妻は臨終にある言葉を残して逝く。妻が亡くなり今までの妻の存在の大切さに気付く。寂しさに耐えきれず妻の残した言葉にある一縷の望みを見出す。
 
美津子は大学時代、退屈していた。そして同級生の口車に乗り、ある男を誘惑し捨てる。神を信じるその男に偽善的な嫌悪感を持ち、時が経っても何故かその男が立ち塞がる。
 
沼田は児童文学作家で、主に動物が登場する話を書いていた。ある日、アフリカで捕れた犀鳥という珍しい鳥を押しつけられる。厄介に思っていたが、どこか冷めたように人を見る犀鳥と心を交わす。しかし沼田が結核で入院することになり犀鳥とは別れる事に。長い入院生活と手術で心細くなってしまった沼田に妻が九官鳥をプレゼントする。そして九官鳥にだけは心を打ち明けるのだが…
 
木口は戦争でビルマのジャングルにいた。戦況は悪くなり仲間はどんどん亡くなり食べ物は無く伝染病は蔓延する。死の街道でとうとう木口も病気にかかり置いていってくれとへたり込む。しかし目覚めると仲間である塚田がいた。残って自分をみてくれる塚田に涙する。塚田のおかげでなんとか日本に戻る事ができた。そんなある日、塚田と再会する。しかし塚田は酒がたたり入院することになる。酒を止めろと言っても臍を曲げる塚田に辛抱強く見舞いを続ける木口に塚田は少しずつ話し始めるのだった。
 
大津は神を信じ神父になるべく、大学を卒業した後、フランスの修道院へ入る。不器用な大津は異端な者として修道院でも浮いた存在となる。神の存在のありかた、その考えは受け入れられない。そして、その考えにより放浪する。
 
そんな5人はインドで一緒になります。
それぞれの目的と何かを探し求めて。
 
 
小説の時代背景は出てくる事件からして1984年10月でのインドのようです。
それぞれの人物に遠藤さん自身の体験や考えがあります。
遠藤さんは幼い頃、父親の仕事で満州に移ります。しかし両親が離婚することになり母親と日本に帰って来ます。そこで伯母が熱心なカトリック信者だった事もあり無自覚なうちに洗礼を受けます。そして戦後、初のカトリック留学生としてフランスに渡ります。
そういう遠藤さんの体験がこの小説では描かれているんだと思います。
キリスト教内でも自分のところが本道であると他所を差別するところがあったり、自分の信ずる宗教以外は認めないところや、いろいろな宗教で宗派によって戦争が起きたり、そういう意味で宗教とは何ぞや?神とは何ぞや?という、それこそ深い河が隔てているような感じがします。
小説でも出てくるインドはヒンドゥー教が一番多く、カースト制度は廃止されたとはいえ、まだ根強く残っています。
詳しくは分りませんが、ヒンドゥー教では神が美しいだけでなく邪悪な面も持ちます。そういうところに感銘を受けたのでしょうか?
いまだに宗教戦争の絶えない世界が続いています。私は無宗教なので(一応、家での宗教はありますが、葬式やお墓参りの時くらいしか考えないですし、その宗教の成り立ちなんかは全然分っていません)宗教とは平和の為にあるものと思っているので、どうして考えが違うから殺しあうのか…分りません。
私のように「無宗教です」と言える日本に生まれて良かったなと思います。無宗教でありながらいろんなお寺へ参るし、神社でお願いするし、曖昧で何でも受け入れる日本も不思議な感じもします。昔は弾圧があったりしましたけど。今も知らないところではあるのかな?
 
小説に出てくるガンジス河。ヒンドゥー教では人が亡くなると亡骸を燃やし遺灰をガンジス河に流し、赤ちゃんや妊婦などはそのまま水葬にするそうです。
テレビで茶色い河に入って沐浴する姿はみた事がありますが…これを書く前にネットで画像を見たら見てはいけないというかエグイ画像続出で急いで閉じました。
ちゃんとした施設もあるようですが、本当に河の側で燃やしてる所もあるんですね…。
その側で沐浴…物理的にも私には行けないだろうなと思いました。
下流なんかは腐敗した遺体が流れて来ても日常茶飯事なんでしょうかね?日本なら殺人事件もインドではウヤムヤになるのでしょうか?
 
話がそれまくりですが…インドもどんどん発展してますし、人口も中国と並んで多いですよね。
ヒンドゥー教はいいとして、自然保護としても、人権問題としても聖なる河であるガンジス河を守っていってほしいなと思いました。
宗教的な話だけでなく、そういう事も考えさせられる作品でした。
 
 
 
 

評価:
遠藤 周作
講談社
¥ 659
(1996-06-13)

| kuu | 遠藤周作 | comments(0) | - | pookmark |
「ながい坂」(上・下巻) 山本周五郎
2015.06.21 Sunday 20:43

一言で言うと下級武士の家に生まれた主人公の成り上がり物語です。
 
ある日、いつも川へ釣りに行く時に通っていた橋が壊されていた。
ここは身分の低い者が通れる場所では無いとからかわれる。
一緒にいた父親はその時逆らうこともなく遠回りする道を選ぶ。
そういう父親を情けなく思い、自分はこんな大人にはならないと、それから学問・武道を自分で選んだ道を歩いていく。
若き藩主の継承問題・堰堤工事など困難な問題に自分を殺しながらも進んでゆく…
 
しかしただで上流武士になれる訳はなく、汚い事もしながら自分の心との葛藤や、いろいろな人達と出会い生きていくうちに変わっていく心の動きなどが繊細に描かれています。
上流武士の子として生まれた者の苦しみもあります。
共感できる部分もあるし、それはどうだろ?と思うところもありました。
 
 
 
 

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